夢を確かなものにして未来に向かう君たちを応援します
北海道立津別高校は今年開校70年を迎えました。生徒数が最も多かったのは昭和41年で、全日制と定時制を合わせて625名が学んでいました。その後、人口減により生徒数も減少し、平成23年に特例2問口から1問口となり、翌年には地域キャンバス校となりました。この間、町、議会、津別高校振興対策協議会が中心となり、様々な支援策を打ち出し入学者を確保するとともに生徒の教育環境の整備を図ってきたところです。
その一つとして、これまで2年間、議会議事堂を活用して進めてきました公設民営塾を通年化することにしました。公設民営塾の取り組みは、道内において年々増加していますが、学校の存続という意味合いをもちつつも、やはり子どもたちが地元高校を選択する上で、高校そのものの魅力を高めていくことが重要と考えたところです。
塾の学習基本方針はその生徒に合った個別指導です。通塾する生徒に「どうだい」と聞いたところ、「分かりやすい」という答えが返ってきました。高校の授業と連動して学ぶ喜びを感じ、そして自分の夢を確かなものにしながら確実に歩みを進めて欲しいと思います。未来に向かう君たちを応援します。
北海道津別町長
佐藤 多一